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ユースケース · 収益

ポリシーを守りながら、広告収益を増やす

広告を増やせば収益が増えるとは限らず、違反につながることもあります。最も安全なのは、適切な場所に、人が実際に見る広告を置くことです。このガイドでは、収益を伸ばせる点と、落とし穴がどこにあるかを紹介します。

  • ✓Googleの公式ポリシーに基づいています
  • ✓モバイルとデスクトップを別々に測定
  • ✓見込める改善は「中程度」として表示
50%広告のピクセルのうち、Active Viewで視認可能とカウントされるために画面内に必要な割合
1秒ディスプレイ広告の最小の連続表示時間
2秒動画広告の最小の連続表示時間
30%Better Ads 基準で定められた、モバイルの固定広告の画面占有上限

考え方

収益になるのは、読み込まれた広告ではなく、見られた広告です

Ad Managerでは、広告のピクセルの50%以上が画面内に1秒間連続して表示された場合に、ディスプレイ広告の視認可能なインプレッションとみなします。動画の場合は2秒間です。誰もスクロールして最後まで読まないページの最後にあるバナーは、広告主にとって価値がほとんどありません。

そのため、収益の改善は、数ではなく位置と速度から始めるのが一般的です。テキストの途中にうまく置いた1つのブロックは、フッターにある3つのブロックより価値があります。

気をつけたいのは、リスクと引き換えに収益を得ないことです。すぐに成果が出るように見える手法の中には、Googleのポリシーで禁止されていて、配信が制限されたり、停止されたりするものがあります。

収益を伸ばせる点

安全に収益を改善できる6つの調整

どれも、GoogleのルールとBetter Ads 基準を守っています。

視認性

読者が立ち止まる場所にブロックを置きます。最初の段落のあと、テキストの途中、主な答えの近くなどです。

広告密度の管理

モバイルでは、メインコンテンツの高さの30%を超える広告は、Better Ads 基準に違反します。短い記事ではブロックを減らしましょう。

低いアンカー

固定アンカーは、画面の30%を超えてはいけません。320x50や320x100のような低いサイズなら、一般的なスマートフォンで、その上限を十分に下回ります。

遅延読み込み

Google Publisher Tagを使うと、ブロックが表示領域に近づいたときにだけ読み込めます。誰にも見られないインプレッションを避けられます。

正しいラベル

使えるラベルは「広告」や「スポンサーリンク」のようなものだけです。広告の上に「お役立ちリンク」や「リソース」といった見出しを付けるのは禁止されています。

ボタンとの距離

バナーは、メニュー、次のページのボタン、プレーヤーから離してください。誤クリックは、収益ではなく無効なトラフィックになります。

落とし穴

成果に見えて、問題になるもの

右側に挙げたものはすべて、Googleのポリシーまたは Better Ads 基準に載っています。

してよいこと

  • 同じブロック数で、位置を変えてテストする
  • ファーストビューより下のブロックに遅延読み込みを使う
  • モバイルで、閉じるボタン付きの低いアンカーを置く
  • ブロックを増やす前に、コンテンツを長く、役立つものにする
  • 有料トラフィックをチャネルごとに分けて、本当のリターンを測る

してはいけないこと

  • 訪問者が求めていないのに、ページやブロックを再読み込みする
  • コンテンツを表示する前に、決まった時間だけ広告を見せる
  • パブリッシャーのコンテンツより広告のほうが多い画面
  • サイトに3つを超えるポップアップやポップアンダーがある
  • メニュー、ダウンロードボタン、ナビゲーションのように見える広告

2つの戦略

ブロックを増やすか、ブロックを良くするか

どちらもインプレッションは増えます。長期的にアカウントを守るのは、片方だけです。

ブロックを増やす

利用できるすべての位置に広告を足し、すべての記事に同じテンプレートを使います。

  • 短期的にはインプレッションが増える
  • 短い記事では広告密度が上限を超える
  • 同じ画面にバナーが2つ
  • 平均の視認性が下がる
  • 誤クリックのリスクが高まる

より良いブロック

ブロックの数を減らし、読者が立ち止まる位置に、適切なタイミングで読み込みます。

  • 実際に見られる広告が増える
  • モバイルでページが軽くなる
  • Googleの審査でのリスクが減る
  • ページの種類ごとに位置をテストする必要がある
  • 成果は少しずつ表れる

手順

4ステップの最適化ロードマップ

  1. まず重大な問題を解決収益に手を付ける前に、重大と深刻の問題を解決してください。違反を抱えたままサイトを最適化するのは、砂の上に家を建てるようなものです。
  2. ブロックごとに視認性を測るAd Managerのレポートで、各位置の視認性を比べます。視認性がとても低いブロックは、位置を変えるか、外す候補です。
  3. ページの種類ごとに調整する長い記事、短い記事、カテゴリページでは、適切なブロック数が違います。Ad Inserterでは、文章の長さやカテゴリごとにルールを作れます。
  4. モバイルでもう一度確認するレイアウトを変えたら、必ず小さな画面で確認してください。広告密度、アンカー、ボタンとの距離を見ます。

よくあるエラー

気づかないうちに収益を下げる4つのミス

パソコンでトップページだけを見ていても、どれも見つかりません。

すべての記事で同じテンプレート

300語の記事も2,000語の記事も、ブロック数が同じです。短い記事では、広告密度が上限を超え、ブロックがくっついてしまいます。

画面に入らないブロック

長いページの最後にある広告は、ページと同時に読み込まれ、ほとんど見られません。アカウント全体の平均視認性が下がります。

重複したタグ

広告コードがテーマとプラグインの両方に貼られていると、リクエストが重複し、レポートで説明しにくい動作が起こります。

パソコンだけでテストする

モバイルでは、広告密度、アンカー、ボタンとの距離が変わってきます。端末別のレポートで、トラフィックのどれだけがモバイルからかを確認してください。

実例

ブロックを減らし、同じページで、見られる広告を増やす

変更前

求人サイトでは、1記事に8つのブロックがあり、そのうち2つはページの最後にくっつき、1つはモバイルの固定メニューのすぐ下にありました。

変更後

運営者は、最後のブロックを外し、メニューの下のブロックを離して、ファーストビューより下にあるブロックには遅延読み込みを有効にしました。

インプレッション数は減りましたが、読者が実際に見た割合は増えました。同じ画面に2つのバナーが出ることもなくなり、監査でリスクとして扱われていた点も解消しました。

ConsentModeでは

監査が改善点を示す場所と、リスクを示す場所

  • 中程度の指摘は見込める改善を示し、重大と深刻の指摘は、アカウントのブロックや収益の低下につながりうる点を示します
  • 広告密度、同じ画面の2つのバナー、デスクトップのインタースティシャル、広告ラベル
  • ナビゲーションボタンでのリワード広告、プレゼントのルーレット、広告の前に出る紛らわしい画面
  • メニューやボタンに近すぎるバナーを、モバイルとデスクトップで測定
  • 各指摘に、修正前と修正後、およびAd Inserter、Ad Manager、WordPressでの手順を付けます

よくある質問

1ページあたりの広告数の上限はありますか?

Googleのポリシーは、コンテンツより広告が多い画面を禁止しています。また、Better Ads 基準は、モバイルの広告密度をメインコンテンツの高さの30%までに制限しています。決まった数よりも、割合が大切です。

広告ブロックを自動更新すると収益は上がりますか?

掲載位置に関するポリシーでは、訪問者が求めていないのに、ページやその一部を再読み込みすることを禁止しています。よくある落とし穴のひとつです。

遅延読み込みで収益が下がることはありますか?

誰にも見られていなかったインプレッションは減るかもしれません。目的は、カウントされるインプレッションのひとつひとつに、実際に見られる可能性を持たせることです。

監査で収益アップは保証されますか?

いいえ。ルールに基づいて、問題と見込める改善を示します。結果は、トラフィックと広告主によって変わります。

ライブラリ

公式の情報源

このガイドは、次の公式ページをもとに作成しました。情報源を直接お読みください:

レイアウトで収益を逃している点や、リスクを生んでいる点を見つける

監査では、モバイルとデスクトップで各ページを測定し、リスクと改善点を分けて示します。

監査を実行する